お子様の矯正治療を11歳までに開始するのをすすめるのは理由があります

子どもの歯ならび・かみ合わせの治療は7歳〜11歳前後の混合歯列期(永久歯と乳歯が混在している時期)に行うのが良いと言われています。
乳歯から永久歯に生えかわる時期に誘導することで歯がきれいに並ぶようにしていくのです。

この混合歯列期を過ぎてしまうと、乳歯が全て抜けてしまい、永久歯が生え揃ってしまいます。

その結果、そこから矯正治療を始めようとすると

・矯正治療の期間がかなり長くなってしまう
・取り外し式の矯正装置ではないワイヤーの治療法になってしまう
・永久歯の抜歯をしなくてはいけない歯が出てくる可能性が高くなる
・矯正治療の料金も高くなってしまう
(一般的に2倍程度です。当院の例で言うと315,000円から600,000円へ上がります)

などといったように
矯正治療にもデメリットが出てきてしまいます。

特に思春期のお子様にとっては、矯正装置をつけたまま学校に行かなくてはいけないという状況を回避して
「寝ているときだけ入れる装置」で「短い治療期間」で歯ならびを治療できるというのは大きなメリットではないでしょうか?

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